MRワクチンはずっと不足しておりましたが、現在、「10月末まで」ご希望の方に接種可能です。(期間を延長しました!)
ただし数に限りがありますので、ご希望の際には早めにご予約ください。
不足時は、抗体の採血をしてからの接種をお勧めしておりましたが、お急ぎの方は直接MRワクチン接種をすることも可能です。
ご希望の方は、予約の「MRワクチン」よりご予約ください。
または
お電話でもご予約いただけます。お気軽にお問い合わせください。
*問診表をあらかじめ印刷・ご記入いただけますとより円滑に接種をお受けいただけます。ご協力の程よろしくお願いいたします。
リンク:MRワクチン予診票2024
お忘れの方は、院内にもご用意がございますので、ご安心ください。
内容でご不明な点は、スタッフまでお気軽にお尋ねください。
麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)とは
麻しん風しんワクチン(MRワクチン)とは、麻しん(はしか)と風しんを両方予防するためのワクチンです。麻しんワクチン・風しんワクチン単独のワクチンもありますが、現在では、混合されたワクチンが主流になっています。
ワクチンの種類は「生ワクチン」。麻しんウイルスと風しんウイルスを無力化(弱毒化)したものを含んでいます。そして、接種することで身体がウイルスに対する抗体を作り予防効果・重症度予防効果を発揮します。
接種方法は皮下注射です。定期接種の対象(1回目:1歳~2歳・2回目:5歳~7歳未満)ですが、それ以外の方も任意接種で受けることができます。
近年、成人における麻しんと風しんの感染が増えているため、成人への接種も強く推奨されています。特に妊娠を計画している女性は、先天性風しん症候群を防ぐため予防接種が強く推奨されています。また、周囲の人々も感染を防ぐことで、無症状でもウイルスを広めてしまうリスクを下げることができます。
大人の麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の効果
麻しんワクチンも風しんワクチンも1回の接種で麻しん・風しん療法に対して、95%の確率で十分な免疫を獲得することができます。2回接種すると免疫獲得率はさらに向上し、麻しん・風しん両方に対して97%~99%以上とされています。
回数は1回接種でも十分ですが、2回接種時には通常4週間あけて接種します。しかし、接種を受けた人全体の中で接種完了(2回接種)の割合が低いと、国外からの輸入感染による集団発生のリスクが残ります。
そのため、国民全員が最低でも1回以上、できれば2回の予防接種を行い、集団免疫を高めることが大切です。特に30歳代後半から50歳代の男性は風しんに対する免疫が不足またはない場合が多く、抗体価の確認もしくはワクチン接種が勧められています。
1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日の間の方は、2018年7月以降風疹クーポンという、MRワクチンの定期予防接種の対象者になっています。(2024年まで延長されました)
詳しくは厚労省HPもご確認ください。
麻しんの免疫が不十分な方が麻しん患者さんと接触した場合、72時間以内に麻しんワクチンを接種することで麻しんの発症を防げる可能性があります(緊急接種)
厚労省HP「麻疹について」
厚労省HP「風疹について」
乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン「タケダ」
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